SeedHub

植物生理の原理で育てる、自給・発芽ナレッジベース

作物名や今の気温から、発芽適温・光要求性・失敗回避のポイントを逆引きできます。

葉菜 / キク科

レタス(玉レタス)

Lactuca sativa

好光性
発芽適温 1520発芽日数 35

好光性種子のため覆土は厚くしすぎない。乾燥を防ぐ程度にごく薄く覆う。

果菜 / ナス科

トマト(固定種)

Solanum lycopersicum

嫌光性
発芽適温 2030発芽日数 57

トマトの種子は嫌光性(暗発芽性)のため、覆土は3〜5mm程度としっかりかぶせる。覆土が薄すぎたり省略したりすると発芽が不揃いになりやすい。

根菜 / アブラナ科

ハツカダイコン(二十日大根)

Raphanus sativus var. sativus

嫌光性
発芽適温 2025発芽日数 34

直根性(taproot)のため根が一度傷つくと再生・肥大しにくく、移植を嫌う。育苗せず畑やプランターに直まきし、間引きだけで密度を調整するのが基本。

豆類 / マメ科

エダマメ(枝豆)

Glycine max

嫌光性
発芽適温 2530発芽日数 510

種子を一晩水に浸ける「浸水」は厳禁。エダマメの種皮は薄く吸水性が高いため、浸水すると吸水しすぎて種が割れたり、土中で腐敗する原因になる。乾いたまま播種し、覆土後の水やりで自然に吸水させること。

香草 / シソ科

シソ(青ジソ/大葉)

Perilla frutescens var. crispa

好光性
発芽適温 2023発芽日数 712

好光性種子(発芽に光を必要とする)のため、覆土は種が隠れる程度にごく薄く(5mm前後)。厚く覆うと発芽率が大きく下がる。

果菜 / ウリ科

キュウリ

Cucumis sativus

嫌光性
発芽適温 2530発芽日数 45

発芽適温は25〜30℃、発芽限界は8〜35℃(最高限界35℃・最低限界8℃)と幅はあるが、キュウリは低温に弱い野菜。定植の目安も最低気温10℃以上・最低地温15℃以上になってからで、露地栽培では5月上中旬が一般的。晩霜の心配がなくなるまで種まき・植え付けを急がない。

根菜 / セリ科

ニンジン

Daucus carota subsp. sativus

好光性
発芽適温 1525発芽日数 721

好光性種子(光が当たらないと発芽しにくい)のため、覆土は5〜10mm程度とごく浅くする。厚く覆土すると発芽率が大きく下がる。

葉菜 / ヒユ科(旧アカザ科)

ホウレンソウ

Spinacia oleracea

中間
発芽適温 1520発芽日数 57

種子は硬い果皮に包まれ吸水しにくいため発芽が遅れがち。播種前に水に一晩浸けて吸水させると発芽が揃いやすくなる(発芽促進処理済みのエボプライム種子は浸水不要)。

豆類 / マメ科

インゲン(つるなしいんげん)

Phaseolus vulgaris

嫌光性
発芽適温 2325発芽日数 47

根に共生する根粒菌が空気中の窒素を固定するため、チッソ肥料を多く与えすぎると「つるぼけ」(葉ばかり茂り着莢が遅れる)を招く。元肥は10㎡あたりチッソ150g程度(つるなし種)を目安に控えめにし、リン酸・カリを効かせる。

葉菜 / アブラナ科

コマツナ(小松菜)

Brassica rapa var. perviridis

好光性
発芽適温 2025発芽日数 29

発芽適温は20〜25℃だが、発芽できる温度は5〜35℃と非常に幅広く、低温でも比較的発芽しやすいため、真夏・真冬を除きほぼ周年で播種できる初心者向けの葉物野菜。