コマツナ(小松菜)
Brassica rapa var. perviridis
好光性
発芽データ
0℃40℃
発芽適温 20〜25℃(限界 5〜35℃)
- 覆土の深さ
- 5 mm
- 発芽までの日数
- 2〜9日
前処理: 催芽や休眠打破などの前処理は不要。発芽可能温度が5〜35℃と非常に幅広く、低温でも比較的発芽しやすいため、種子の下処理なしで周年播種できる初心者向けの野菜。
土壌環境・生育条件
- 好適pH
- 6〜6.5
- 根のタイプ
- 直根型(移植を嫌う)
- 必要日照時間
- 3時間以上/日
相性の良い植物
ネギ(葉ネギ)ニラリーフレタスシュンギクニンジン
混植を避ける植物
ハクサイキャベツカブダイコン
自立・自給性指標
- 種子寿命
- 3年
- 自家採種難易度
- 難しい
- 受粉様式
- 他家受粉
- カロリー効率
- ★☆☆☆☆
カロリー効率は可食部13kcal/100g・目安収量1.4kg/㎡を元にした品目間の相対評価です(出典なし・サイト独自の算出値)。
失敗回避チェックリスト・原理原則
- 発芽適温は20〜25℃だが、発芽できる温度は5〜35℃と非常に幅広く、低温でも比較的発芽しやすいため、真夏・真冬を除きほぼ周年で播種できる初心者向けの葉物野菜。
- 好光性種子のため覆土は5mm程度とごく薄くする。厚く覆土すると光が届かず発芽率が下がるので注意。
- 生育初期からアオムシ・コナガなどアブラナ科特有の食害を受けやすい。防虫ネットの被覆や、ネギ・ニラなど香りの強いコンパニオンプランツとの混植で被害を抑えられる。
- 同じアブラナ科(ハクサイ、キャベツ、カブ、ダイコンなど)との連作・近接栽培は、同じ害虫を呼び寄せたり土壌病害を残したりするため避け、栽培間隔を1〜2年あける。
- 他家受粉性で、同じBrassica rapa種に属するミズナ、カブ、ハクサイなどと容易に交雑する。自家採種する場合は開花期の隔離や十分な栽培距離、防虫ネットによる隔離が必要。
データ出典
- タキイ種苗「タキイのコマツナ栽培マニュアル」 — 発芽適温(20〜25℃)、発芽可能温度(5〜35℃)、低温時は発芽日数が2〜3倍になること、まき溝の深さ・条間、カブの祖先由来で根が比較的太いこと(直根性)を確認
- サカタのタネ「コマツナ『小松菜』」商品情報 — 好適土壌pH(6.0〜6.5)、発芽適温・生育適温の確認
- サカタのタネ 用語集「好光性種子」 — 好光性種子の代表例としてコマツナが明記されていることを確認
- Hyponex Plantia「小松菜(コマツナ)の育て方」 — 好光性種子であることを踏まえた覆土の目安(3〜5mm程度)を確認
- しぜんぐらし「小松菜(コマツナ)の育て方」 — 半陰性植物で1日3〜4時間程度の日照でも生育できることを確認
- 家庭菜園のコツ「コマツナと相性の良い野菜(コンパニオンプランツ)は?」 — 相性の良い植物(ネギ、ニラ、リーフレタス、シュンギク、ニンジン等)と、同じアブラナ科野菜との混植を避けるべき理由を確認
- ろん農園「アブラナ科の自家採種〜種採りしやすい野菜〜」 — アブラナ属はAゲノム(ハクサイ・カブ・ミズナ等)同士で交雑しやすいこと、コマツナを含むBrassica rapa品種間の交雑リスクと自家採種時の隔離の必要性を確認
- グリーンマーケット「野菜の種の有効期限は?種の保存方法も解説!」 — ツケナ類(アブラナ科葉物野菜)の種子寿命の目安(2〜4年)を確認し、実用値として3年を採用
- 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」こまつな 葉 生 — 可食部100gあたりのエネルギー(13kcal)を確認
- 農林水産省(岐阜県農政部策定)「こまつな 周年栽培(平坦地)施肥基準」 — パイプハウス周年栽培における10a・1作あたりの目標収量(春秋1,400kg、夏1,200kg、冬1,600kg)を確認。商業栽培統計のため、家庭菜園1回の栽培サイクルあたりの目安として春秋作の値を1㎡=1.4kgに換算して採用
最終確認日: 2026-09-21